マッサージの意外な秘密

マッサージが体にいい科学的根拠とは

マッサージは癒し効果や血流促進効果があるといわれてきましたが、近年ではマッサージに関する研究も進み、科学的にも解明されてきています。どのようなことが分かってきたのでしょうか?

45分マッサージで得られる効果

45分間でのマッサージで、コルチゾールというストレスに関係するホルモンと、サイトカイン・プロテインという炎症や、アレルギーに関係した成分が減少し、さらに白血球が増えて病原菌と闘う力が増す効果があるということが、研究によって明らかになっています。

膝の骨関節炎での検証

全身マッサージを受けなかったグループと、1週間に1回8週間続けたグループと、1週間に2回4週間続けたグループで比較した結果、マッサージを受けたグループは受けなかったグループより、膝の痛みの緩和と硬さに改善がみられ、可動域も広がったということです。また、歩行速度も早くなったという報告があります。

健康な人での実験

11人の若い男性に全力で走ってもらい、片足にだけ10分間マッサージをして、両足筋肉の違いや、運動前と運動後2.5時間後の筋肉の検体を比較した実験があります。その結果、短時間のマッサージでミトコンドリアの産出量が増えるということがわかりました。(ミトコンドリアは身体の細胞内にあり、エネルギーを作り出す物質として知られている)

マッサージに関するその他の研究も進んでおり、ストレスや攻撃的行動で増えるアルギニン・パソプレシンという物質もマッサージによって減少するという結果も報告されています。これらの研究によって、マッサージが体に良いということが科学的にも証明されています。今後、さらに詳しく解明されていくことでしょう。

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